穂波との幸せな日々【夏の終わり、秋の始まり】 PRETTY×CATION2 Special(発売記念イベントAppend)アペンド感想

【注意】
こちらのアペンドは発売記念イベントで配布されたAppendの感想...日記となります。
また、タイトルに「夏の終わり、秋の始まり」とありますが、これはこちらで勝手に解釈してるだけでそういう風に描かれているわけではないのでご留意ください。


夏が去り秋の気配を感じる八月の終わり、
夏休みももうすぐ終わりという今日もいつもと変わらずに穂波と過ごした。
今日は少し肌寒いこともあり、穂波の服装は長袖だった。

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こちらの服もほんわかとした雰囲気の穂波によく似合う可愛らしい服だ・・・。


この日は、穂波の実家の花屋のお手伝いの休憩時間に、
お互いの共通の趣味である本のことを話しながら歩いていた。
自分が読んだ本のどこが面白かったか、登場人物のどこに惹かれたかを寝不足にもかかわらず楽しげに話す穂波は見ているだけでも楽しいし、可愛かった。
そのまま、話の大筋まで話してしまいそうになる穂波を引き止めた。
やはり、俺もその本を読んで「あそこが~」、「ここで~」、「犯人のこういうところに~」など、
一緒に盛り上がったほうが穂波も楽しいだろうし。
しかし、寝不足なのは少し心配だった。

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彼氏としては心配だったので注意でもしようかと思ったが、
俺もよく徹夜をして寝不足になってしまうことがあるうえに、
気持ちはよくわかるのでもう少し様子を見てみようと思う。


ふと、目に入ったのは前から歩いてきた一組の壮年の男女だった。
その男女はどこかお互いを気遣うようにしながら、歩いていった。お互いがお互いのことを信頼し、心の底から好き合っている事が傍から見てもよくわかった。
俺も穂波と...あの男女に負けないくらいに...それこそ周りから羨ましがられるくらい。
そんなことを考えていたのだが、穂波には少し勘違いをさせてしまったようで...

どうやら、俺が他の女の人に見とれていたと勘違いをさせてしまったようだった。

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そんなことはない!!!!
俺には穂波だけだ!!!!!


しかし、頬を膨らませジト目になる穂波もまた可愛かった。
(こんなことを本人に言うとまた怒られてしまいそうだが...)


勘違いだったことがわかるとすぐに安心してくれた。
しかし、勘違いとはいえ穂波を不安にさせてしまったことは失態だった。
さっき、あんな決意をしたばかりだというのに...。
どんな理由があるにしろ、穂波を不安にさせないようにしよう!そう改めて誓った。

「じゃあ何を見ていたの?」

そう聞かれて、とっさに答えられなかったのは自分の中にまだ若干のテレが残っていたからなのだろう。
何を照れることがあるのかと、穂波への気持ちは嘘偽りないものだというのに...。

「俺たちも、あんなふうに、ずっと一緒にいられたらいいなぁ・・・って」
「あんな感じにしあわせになれたらいいなぁって、そう思ってたんだ・・・。」

そう、言うと穂波の顔は真っ赤になっていた。

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相変わらず感情が表に出やすい娘である。
そんな穂波が可愛くもあり、見ているのが楽しくもあるんだが..。

その言葉に穂波も「わたしもそう思うよ」と照れながらも同意してくれ、そのまま寄り添ってきてくれた。

まわりのどこか温かい目が少し気になったが、
穂波の「みんな、わたしたちのことを祝福してくれてるんだよ」
という言葉に納得し、休憩が終わるまでの時間を楽しく過ごすことにした。

すると穂波が、

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そう言ってきた。
当たり前だろ、ずっと...いつまでも一緒にいるに決まってるだろう。

その言葉に俺は、
「穂波とずっといっしょにいるよ。これからも、ずっと...。」

そう、応え彼女の腕をしっかりと俺は引き寄せた。
彼女は少し驚いた様子だったが、嬉しそうにしてくれた。

そのまま、本屋へと行くことになり、商店街をゆっくりと歩いていると急に穂波が、

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にっこりほほ笑んで、そんなことを言ってきた。


急なことに少し驚いたが、

「俺も、大好きだよ」

と伝えることにした。

俺はこのまま彼女の隣をずっと一緒に歩いていこう...
そう、思った。



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