穂波との幸せな日々【11月】 ~穂波と過ごす幸せな誕生日~ PRETTY×CATION2 バースデーアペンド感想

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この日俺は、花屋の手伝いがあるという穂波とは別に図書室で本を探しながら放課後を過ごしていた。
今度また、穂波におススメの本でも聞いてみることにしよう。
目ぼしい本が見つからず、このまま穂波の手伝いをしに彼女の実家でもあるフラワーショップにいこうかと思っていたとき、
ちょうど電話がかかってきた。


相手は穂波。
晩御飯の準備をしてるから出来上がるタイミングで帰ってきて欲しいから、
その為に1時間くらい時間をつぶしてきて欲しいという内容だった。

それにしても、家で好きな女の娘が自分のために晩御飯を作って待っていてくれるというのは最高である。
適当に商店街の本屋で時間をつぶした俺は、足取り軽く家路へと向かった。


家に帰るとそこには天使がいた...。
正確には天使のようにさっかくしてしまうほどの美しさと可愛さを兼ね備えた彼女が...穂波がそこにはいた。

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あまりの可愛さに思わず見とれていたがこんな姿で玄関まで来ては誰かに見られてしまう。
そのことを指摘すると穂波は顔を赤くし慌てふためいていた。
少し抜けているところもまた、彼女の可愛いところだなと改めて思った。

この時点でも俺は穂波がどうしてこんな格好をしているのか理解できないでいた。
思い切って理由を聞いてみると、

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どうやらその日は俺の誕生日、なのでこのような思わず顔がニチャつく格好をし、
晩御飯を作ってくれたということらしい。

それにしても、誕生日だからとわざわざこんな格好をしてくれるとは思わなかった。
少し不安に思ったのか「変、かなぁ?」と聞いてきた。
そんなことはない、似合いすぎて思わず見惚れてしまうほどだったのだから...。

そのまま穂波に手を引かれ家に上がったものの、彼女のことを直視できないでいた。
確かに見惚れてしまうほど可愛いのだが、それと同時に押し倒してしまいたくなるほどの威力を、
彼女は持っていたのだ。

まぁ、率直に言ってエロかったのである。

「(これは誘っているのか?)」
「(いや、ここは紳士的行動を心がけるべきか...!?)」

心の中で一人葛藤していると、穂波が四つんばいで近づいてきて、
俺の頭を手で挟んできたのである。
俺がドギマギしていると、

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彼女はこう言った。
こんな格好をしていた穂波もやはり、期待はしていたようだった。

穂波は俺の誕生日もふたりの思い出になるようにしたかったらしい。
穂波の可愛い姿が見られただけでも俺にとって十分な思い出になった。

思い出はこれかも増え続けていく・・・。
特別な日じゃなくても、普通の日でも、彼女と過ごす毎日を思い出になるように過ごしたい。
そう、俺は思っているのだから。

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穂波と幸せな時間を過ごしたあと、
お決まりのロウソクの火を消し、穂波が用意してくれた手料理を食べた。

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いつもこうして穂波と過ごしていると感じることだが、
その日は本当に幸せな一日だと感じた。

こうしてまた来年も再来年もずっと...ずっと一緒に過ごし、
彼女の隣でその幸せを感じていたい...。


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